lefty

わたくし林田は左利きです。

しかしながら物覚えの悪い幼少期の僕は親が右利きに直そうとしてしてくれたにもかかわらず、発狂したり暴れたりとかんしゃくを起こし諦められた為、書くのも食べるのも投げるのも、全てにおいて左を使うので、生粋の左利きです。

だから思うんです。左利きが右を覚えるのも、右利きが左を覚えるのも一緒だって。

決して左利きが右を覚える方が簡単だなんて思わずに周りの左利きに優しくしてあげてくださいね!

そんなわたくしが有りがちではありますが、右利きの人が「へぇ~」っと思うような、左利きの苦労を書いていきたいと思います!

左利きの人は誰かが分かってくれるだけで報われたような気持ちになるんです。

左利きのお友達の為、そして右利きのご両親が左利きのお子さんを持つ場合の対処の仕方。

知っていて損はないと思いますよ?

だから世の中に立った10%しかいない左利きが報われる為に、右利きの人が左利きを理解するために拡散しましょう!

それではいきます。

書く編

ボールペンがかすれた後、書けなくなる。

右利きの人考えたこともないかもしれませんが、右で書くときは左から右に引いて書いているのに対して、左利きの人は左から右に押して書きます。

その為にボールペンのボールが回りずらくなり、直ぐに使えなくなります。左利きの人に高いボールペンを貸す際は覚悟してください。

自分の字が見えない。

唯一国語の縦書きの時はまだいいですが、その他の全ては横書きです。左手でペンを持つ為にペンに隠れて自分の文字が見えません。

『巻き込み型』というように手首を巻き込んで上から書く人が多いのはその為です。

あとはとにかく手が汚れます。乾きずらいペンの場合は要注意ですね。

黒板に左で書くと、チョークが「カッカッカッカカカカッ」となる。

左利きの人にしか意味が分からないので説明しずらいのですが、ボールペンであれば手で押さえがきくのでまだいいですが、黒板の場合は広い面で大きい字を書くので押さえがきかず、チョークが跳ねてしまい上手下手以前に字にならない。

習字は右で書かされる。

『字』じゃ右利き用に出来ているので当然と思うかもしれませんが、正直しんどいです。手はプルプル震えるし、ペンのように手の支えはないし。

そして何よりも、学校で書いたそのミミズがのたくった様なプルプル文字が教室や廊下に貼り出される。

みんなに見られ、馬鹿にされる。「なんて日だっ!」

それも1ヶ月近く貼り出され、汚い以前に一人だけふにゃふにゃ過ぎて異質。

静かに泣いた。

日本語自体が右利き用。

『止め』や『跳ね』や『払い』が、右手の場合はペンが手に近づいて来るから出来るが、左手の場合は離れていくから難しすぎる。

それに、うまく左利きだけど右に直してる人も多くいる所為で、「直さなかったんだー?」みたいに文字を左で書く人を出来そこないのような扱いをされたりもする。

悪気はなくてもへこむ。俺ダメな奴だって。

急に明日から左で書けって言われて書けますかー?

左に問題、右に回答欄のテスト用紙

まぁ2枚にして資源の無駄遣いを考えると仕方ないですよね。問題が自分の左手で隠れてしまうので左手あげて問題見たり回答書いたりとやたら忙しかった気がします。昔はそんなこと気にしたことなかったけど、考えてみればそうだったなと。

10人に一人なんだから10回に1回位でいいから僕らの為に逆にしてみてほしい。

大学の椅子に右にくっついた机

椅子に付いてるサイドテーブルは、ほぼ右側についています。これは左利きにとっては、単なる肘掛け。

仕方なく身体を横にして書くしかないけど、前向いたり横向いたりしてると後ろの人がイラついてにらんでくるんだよね。ごめん。

紐のくっついたボールペン。

銀行とか役所とかではありがちだけどペンの根元が紐で右側に固定されてることあるよね。

これも体を右にねじって書くしかない。右隣の人には見られてんのかと睨み付けられるわけだ。ごめんよ・・・

書く編まとめ

書く編だけでこんな感じ。

まぁ正直幼少期に直せなかった僕らがいけないのはわかってるよ。これだけは小さいうちに直しておいて損はない個人的ランキング断トツ1位!

字は下手くそになるし、周りから異様な目で見られるし。

でも右利きの人はわかってね、左利きの人が右を覚えるのも右利きの人が左を覚えるのも一緒だってこと。

右利きの人は左利きの対して、『最初に右で覚えさせればそれに慣れるでしょ』的に簡単に言うけど、やってみーよ。

スポーツだって左の方が有利でいいねなんて言うならやればいいじゃん。まぁ右利きの人は俺は無理かななんていうけどね。

切る編

はさみ

もちろんありがちな話なので分かると思いますが、刃の噛み合わせなので右で使う場合は親指を押してほかの指を引いて噛み合わせるとよく切れます。

同じ持ち方をすると噛み合わせが逆に開いてしまうのでむしろ切れなくなってしまいます。

しかしながら更に少数左利きのあるあるとしては左手で左利き用ハサミが使いづらいという人。左利きのお子さんを持つ両親が左利き用のハサミを渡したのにうまく切れないということがあるんです。

何故?

それは小さい頃右利き用ハサミを左手で使い慣れている人は経験の末、持ち方そのものが違うからです。

親指を引いて、ほかの指を押して使っているんです。だからその持ち方で左利き用のハサミを使うと逆に噛み合わせが開いてしまう為に切れないんです。

左利きのお子さんを持つご両親はそのことを踏まえて、右利き用を使わすのであれば持ち方に気を付けて、左利き用を使わすのであれば右利きの持ち方を教えればうまく切れる筈です。

彫刻刀

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刃の向きの問題なのでやっかいなのは『切出刃』タイプ。上図の右から2番目。

片刃になっているので左で使うと刃が上を向いてしまう為に使い物になりません

左手で使おうとすると本来押し出して使うはずが自分側に向けて引かなくてはいけないのでとにかく危ないです。

だからと言って右でやりなさいと言われてやっても安定せずにプルプルするのでやっぱり危ないですね。

右利きの人が左手でやって安定しますか?

包丁

包丁も片刃がほとんどなので基本的にうまく切れません。切れないこともないんですが切れる場所が違うというか・・・何故か何でも分厚く切れてしまうイメージですね。

もちろん削ぐようなこんな切り方はへたくそになります。

こんなのリンゴの皮むきなんかはかなり難しい。

昔はなぜ自分には出来ないのかと自分を責め続けて練習しましたが当たり前と言えば当たり前か・・・

何よりも字を書いていても何をやっても違和感に感じられてしまう左利きにとって、子供が包丁持ってしかも違和感があったら危なっかしくて親は中々やらしてくれませんでした。

缶切り

もしかしたら個人的に一番厄介なのがこいつだったかもしれない。もはや左手で空けるのは不可能に近い。

最近はタブで空けるから缶詰自体がなくなってきているのがまだ救いだな。右利きの人は一度でいいから左でやってみた方が良いと思う。笑えるから。

切る編まとめ

切る編はいかかがだったかな?親から見るとやっぱり怪我してほしくないし直すのもありかな?

けど、直される本人はとっても大変で簡単にはいかないから様子を見ながらね。

ただ一つ大事なことは左利きの人は小さい頃からやってれば完全な右利きになるわけではなく、教えたその事だけは右で出来るだけ。

包丁を教えたって缶切りも出来るようになるわけじゃないし、彫刻刀も出来ない。全部を直すのは直す側も直される側も相当のストレスと戦うってこと。

お手上げ!悪意すら感じる編

急須

左でやってみたらわかるけど、究極に使いづらい。というか無理。取っ手を90度ではなく180度にすればどっちも使えるのになぜにわざわざ右利き特化。

手は内側には結構回るけど外側には回らないよ~!

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スープお玉

この90度系アイテムはもはや悪意を感じざるをえない。スープだけならいいけど、具が入ってたらもうお手上げ!

給食当番の時は大苦戦したっけな。

想像できない右利きの為に・・・右利きの人は頭の中でこれ使ってみてね。

フライ返し。しゃもじ。

こんなところにも敵がいたのか・・・左で使うと角が当たっちゃうし、逆にすると背中だし山になってるからすくえないし。

よく聞くあるある編

改札口

ぱっと出る手が左だからやっぱクロスしちゃうよね。右の人はそのまま通れるけど左の人は自分の手が邪魔で立ち止まっちゃうんだよね。

後ろの右利きの人、ちょっともたついて流れをせき止めたりするけど許しておくれ。いつも荷物とか鞄とか右手に持ってるし、持ち替えたりクロスしたりたいへんなんよ

食事のとき腕がぶつかる

一番あるあるかな?左利きの人は無駄に一番左側を陣取ったりするよね。

でも小さい頃から肘がぶつかる度に、睨まれたり邪魔者扱いされたりしてるんだよね。だから迷惑かけたくないだけ。狭いお店は困ったものだ。

僕はラーメン屋さんでも肘をたたんでちぢこまりながら食べてるよ。なのに右利きの人が肘張って食べてるからぶつかってしまうのに、僕を見るのはなぜ?

仕方ないから少し右を向いて食べるしかないかな・・・

自動販売機

えっ?って思う人もいるかもしれないけど、だいたい右側にお金入れるんだよね。

右利きの人なら選びながらお金入れられるけど左利きの人は入れるときは右に移動しなきゃいけないし、右で入れようと試みはするんだけど狭い口に右手で入れるのって結構難しい。

何枚か重ねて利き手じゃない方の手に持って入れるのって結構難しいのって知ってた?

パソコンのテンキーとマウスが右。

enterやbackspaceやテンキーなど主要キーが大体右ですね。マウスも昔はコードでつながっていたからやりずらかったけど、もう慣れました。今はUSBで左に出来たり無線で出来たりと楽になりましたね!

ATMの暗証番号のテンキー。

大体右側についてますね。左で打ってみればわかると思いますが、もたついて打ち間違えたりとかはよくします。

左利きの人も知らない編

ドライヤー

結構あるんですがスイッチが横についているタイプのドライヤーは右でもった時に使いやすいように左側についています。左で持った時は持ち替えないとスイッチの変更が出来ません。

扉が右引き

引く方が右手で引くタイプのドアが多く、左で空けると自分の体で入れません。

トランプ

カードを見えるように広げると数字が左上と右下のたすき掛けになっているので左で広げると数字が見えません。

ズボンやスカートのジッパー

ジッパーが見えないように生地で隠す場合はほぼほぼ右手で空けるようになっています。

サイドについている場合も右側ですね。

スポーツ編

バッティングセンター

左利き用は基本的に存在自体しません。場所を取ってしまう為に右打席しかありません。

左バッターでやる時は左右どちらでも使えるように両サイドに打席があって、バッティングセンターに大体一つか二つしかありません。

そのかわり設定が多く、速度も多く、変化球もできるようになっています。

その打席を右利きの方に陣取られるともはや打てる場所が存在しません。

まぁ左利きの為に遠慮する人なんていませんよね。。。

テニス、バドミントン

当時学生時代にそれぞれにお互いペアを組んで二人でやるという授業がありました。

その時の先生は左利きに気を遣ったのか、「左利きは左利きとペアを組め―!」と言っていました。

右利きの人が右利きとの方とがラリーをし易いのは利き手が一緒だからではありません。

単に『少ない左利き』の軌道が慣れていないからです。

当然左利きも左利きとはやりづらいのです。

クラスメイトもお前とやるとやりづらいとペア組んでもらえないし。

味方にいると心強いのですが戦う時は邪魔者扱いですね。

腕相撲

右利きの人が多いので、右利きの人は左でやりません。

左利きの人が左でもやろうよっていうと大体の人が「あ~無理無理、俺左弱いから。」

なんてやる前から負け宣言をします。そして本当に負けると「ほらね、俺左弱いから」って。

左利きの人が右利きに勝負で勝つということは、右手の土俵で勝たないと、卑怯とか、ずるい。負けて当たり前なんて感じになるので、左で勝っても負けの雰囲気になります。

 

嫌じゃないけどがっかりする編

絵付きの修正テープ、メジャー、体温計

基本的に逆さまです。

柄付きのコップ

右で持った側にしかないことが多いです。

横開きのスマホカバー

左手で持てないし、逆さまにつけるとカメラ使えない。

トイレのレバー

まぁ右側ですよね。

腕時計のネジ

調節ネジが右側に付いているので右手に付けると手がねじれて使えません。一回外して調節します。

左利き用は高い。

カメラ

シャッターボタンは大体右側です。ブレます。利き手じゃない方でブレずにやるには鍛錬が必要です。手ブレ補正必須。

 

楽器編

  • 基本的に高額ですしオーケストラでも異質になってしまう為、直されることが多いと思います。
  • 利き手でも難しい繊細でニュアンスの音楽の分野で左手でやる場合は右利きよりも努力が必要でしょう。

 

病気編

統合失調症、ADHA、失読症、アルコール中毒、アレルギー(免疫疾患)

左利きという時点でなりやすいのか、それとも右利き社会において矯正されることによるストレスなのか、精神障害や自閉症にも左利きは多いとされています。

直してあげることが将来の為になるのか、直すこと自体が良くない事なのか今だ確実な解明はされていません。

 

平均寿命が9年短い

ある統計でそう言われているそうです。

ストレスによる病気や、車や自転車等の乗り物が右利きで出来ている為の微妙な判断の遅さが理由なのではと言われています。

 

まとめ

 

これだけいろんな事柄を書いたものの個人的に不満があるというわけではありません。

しかしこの美容業を営むにあたってもハサミが少なく高かったり種類が少なかったり、職人業ともあって教わったり教えたりする時にも左利きは厄介払いされます。

左利きの人は右利きで見たものを左に鏡写しでコピーして真似することは日常茶飯事の為にできますが、右利きの人が左でやったものを鏡写しでコピーすることは難しいからです。

 

あらゆる分野で右利きが普通な世の中で少なからず左利きを『理解』することが必要だと思います。

右利きの人が左を使うより左利きの人が右を使う方が簡単に覚えられるわけではありません。

『利き手』は生まれてから変わることはありません。一つの事を出来るようになっても『その一つ』が出来るだけです。

矯正されてノートを取る時は右で黒板に書くときは左という人もいます。

最初にやる時に右で慣れればなんて簡単な話ではないのです。

親として左利きの子供に右で字を書かせたいのであれば親が左で書けるようになれるくらい努力して、どれくらいのストレスがかかっているか気持ちを分かってあげてください。

箸を右で持たせたければ、自分も左で食べれるくらいに努力して気持ちを分かってあげてください。

子供の将来の為に直してあげるのは悪いことだとは思いません。むしろ良いことかもしれません。

子供が左利きで将来の為に直してあげたいのであれば、全部を右に持ち替えさせるのであれば、自分も全部左でやってみてください。

それと同じストレスを子供は感じています。

 

右利きが9割いる以上、世の中をもっと左利きに対応してほしいなんて思いません。

ただ中途半端に『最初に右でやれば慣れる』とか『直されなかったんだね』とか、『羨ましい』など言うのであれば、今から左利きになればいい。そのうち慣れます。

左利きというだけで、小さい頃に直されなかったと理由でわがままだったり、自分勝手と言われます。

 

明日朝起きたら、左利きが9割になっていて全てが左利きの世の中になっていたら・・・。

 

 
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林田 和也

林田 和也

オーナー街角の地中海 Capriカプリ
忙しいと後回しにされがちな美容院の「髪を切る場所」というカテゴリーを超えて、疲れているときにこそ行きたいと想っていただけるようなリラクゼーション、五感全てを満足していただけるような余念のないお店創りを目指し、ひとりひとり誠心誠意施術させて頂いております。 代表の林田は予約が大変埋まりやすくなっている為、一ヶ月前を目安の御予約をおすすめしております。

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