新年も明けて新しい年度もあと少し。

就活だったり、就職だったり異動だったりと春が近づくと『黒染め』が増えてきます。

もう御存知の方も多いことと思いますが、『黒染め』について念のために少しだけお話させていただければと思います。

黒染め』について

最近では市販のカラー剤も進化していき、トリートメントカラーだったり、傷みが少ない等いろいろなものが販売されてきています。

トリートメントカラーにしても名前が『トリートメント』と書かれているだけで傷まないわけではありませんし、傷みが少ない市販のカラー剤も、まだまだ美容室の物とは大きく傷みが違います。

お医者様の薬などの処方箋と違い、強い薬だからこそ医師の処方が必要なわけですが、美容室では市販のよりも弱い薬を『技術』で綺麗に染め上げます。

今回はカラーリングの中でも自分でやらない方が良いランキングがあるならば上位に食い込むであろうものが『黒染め』であるということを理解できればと思います。

3つの問題点

問題点1 色が明るく戻せない

ブリーチや脱染剤というものを使えば不可能なわけではありませんが、綺麗に出来る保証はないうえ一度黒染めした髪を明るくするのは美容室に行ってもかなり難しいです。

黒染めした経歴を何も言わずに普通にカラーリングでお願いしてしまうと根元の新生毛(新しく生えてきた毛)だけ明るくなり毛先の既染毛(黒染めした毛)は黒いままです。

根元だけ明るくなり毛先が暗い逆プリンのようになります。

3年前であろうとロングの方の場合、黒染めした毛が残っている限り脱染剤を使わないで色を明るくするのは難しいでしょう。

問題点2 傷み

ブリーチの脱色剤と脱染剤では全く違うものですが、確実に傷みます。

問題点3 サロンと市販

美容室でやってもらう場合、親切な美容師さんであればやる前にこれらの注意点はお話してくれますが、黒染めしてくださいと言われれば注意事項もなしにやってくれる場合もあります。

市販の黒染めは素人の方でもしっかり黒くする為に薬剤としても強力で傷みも多いだけでなく、塗布量(髪に付ける薬剤の量)にむらが出来る為に染まり上りは黒くなっても、褪色の仕方もムラになりますし、また明るくしたい時に塗布量の多かったところは明るくならず、少なかったところは明るくなりすぎたりとゼブラのような酷いことになることもあります。

改善方法

市販でも、既染毛の部分はもう明るくすることもないのであればするも良しかと思います。黒染めではない焦げ茶などギリギリの暗さにすれば明るくすることも出来ます。

出来る事なら先程の注意事項を知ったうえで、美容室でしっかりと相談することだと思います。

最後に

私としては髪を傷めることと、知らずにやってしまった結果どうにもならなくなってしまって悲しむ方を見るのが何よりも辛く悲しいんです。

便利な世の中になればなる程、選択肢が増える程、危険も多くなるのでどうか選択を間違って取り返しの付かないことにならないようにお気を付けくださいませ。

 
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林田 和也

林田 和也

オーナー街角の地中海 Capriカプリ
忙しいと後回しにされがちな美容院の「髪を切る場所」というカテゴリーを超えて、疲れているときにこそ行きたいと想っていただけるようなリラクゼーション、五感全てを満足していただけるような余念のないお店創りを目指し、ひとりひとり誠心誠意施術させて頂いております。 代表の林田は予約が大変埋まりやすくなっている為、一ヶ月前を目安の御予約をおすすめしております。
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