先日、お客様と桃太郎の話になりましたひらめき
一言で桃太郎といってもたぶん、色んなパターンの物語があると思うんですが、僕もそのお客様もほぼ共通したストーリー展開で桃太郎を認識していました目ぴかぴか(新しい)
『 川に洗濯しに来てたお婆さんが流れてくる桃を拾い、持って帰って食べようとしたら男の子が生まれた。
 男の子は桃太郎と名づけられ、すくすく育ち、鬼ヶ島にいるヒドイ生き物である鬼を退治して、村から奪われた財宝を取り返すよう命じられる。
 お婆さんにもらったキビ団子で犬、猿、キジを仲間にして鬼ヶ島へ向かう。
 見事鬼を退治し、財宝を持って帰りめでたしめでたし。。。。』
童話(ファンタジー)なので、桃から生まれたうんぬんは当然アリというか、むしろ差別のない素敵な世界だねという見方もできるんですが、ただその作者の価値観というか、精神性がどうなんだという話でちょっと盛り上がったんですね猫
まず、鬼が人を襲う描写を僕もそのお客様も見た事がないんですダッシュ(走り出すさま)
つまり、お爺さんお婆さんの話を鵜呑みにし、あそこに悪いやつがいるからと刷り込まれ、その財宝も本当は村のものだったからと刷り込まれただけ。
鬼が本当にヒドイのか、財宝は本当に村のものかは分からずじまい。
命をかけて鬼ヶ島に乗り込む桃太郎は、もう全くの思考停止状態犬たらーっ(汗)
そして鬼をひどい目にあわせ、財宝を持ち帰るふくろどんっ(衝撃)
どうなんですかね。ももたろさんパンチ
しかもこの状況、日本人はヒドイ国民だと教育を受けてるという噂の某大国の子供達が日本人はヒドイと思い込む今の情勢と似てます。
まあ昔は実際、強い者が土地を治めるのが常識という時代もあったわけで、民主主義的な今の価値観で歴史が全て作られるわけではないのは重々承知の上なんですが、やっぱり今の自分らが見たらちょっとケチつけたくもなる話ですよね爆弾
フランク・ダラボンという映画監督がいて、「ショーシャンクの空に」「グリーンマイル」「ミスト」といった映画を手がけた人で、3作とも面白かったんですが、この監督さんの特徴として、
主人公が悪役にすごくひどい目に合う
        ↓
主人公は悪役にやり返すでもなく、ただ信念をもって耐える
        ↓
主人公の意図ではないけど悪役がとてもひどい目にあい物語からいなくなる
という流れがこの3作には必ずありますひらめき
これをすることによって、主人公の(物語上の)正義、悪役の悪さ、主人公がストーリーを進める上でがんばる理由というものがクッキリ出てきて、全てに必然性を与えるんだと思うんですが、桃太郎には一切それがないんですね。桃太郎の正しさ、鬼の悪さ、戦う理由、全てグズグズですからねふらふら
だからフランク・ダラボンに桃太郎の映画とか作ってもらったらすごい面白いと思うんですけどね。
多分桃太郎す~ごい可哀想な描かれ方すると思うんですよね。
お爺さんお婆さんには「なんか桃から人が出てきたんですけどぉキモ~イ」とか近所で吹聴されながら差別的な立場で育ちバッド(下向き矢印)
犬猿キジにも「なんかあいつ桃から出てきたらしいぜ」「うっそマジ?」「それで桃太郎とか呼ばれて切ね~(笑)」とか、桃太郎に聞こえるように後ろでひそひそ話されバッド(下向き矢印)
鬼にも「うちらもたしかに悪いけど、お前にゃ同情するわ」と、よりによって怒りをぶつけれる唯一の相手から同情のまなざしで見られバッド(下向き矢印)
(ほんと主人公と悪役に対してめちゃめちゃ容赦ない描き方をする監督なんです。)
最後にどんな映画的カタルシスを作るかは監督しだいですが、まあでも、、、、こんな桃太郎もやっぱ見たくないですね(苦)

 
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